日々を味わう。

日々の記録と、食べたごはんと、好きなお菓子と、気に入った言葉と、聴いていた音楽を記録する場所です。ときどき豆柴。柔らかな日々を。

どんな時でも土日はハッピーデイ


1.
少しゆっくりめに起きたら、旦那さんが今日も炒飯を作ってくれていた。
ちなみに、昨日も今日も炒飯なのには理由があって。
金曜日、私の仕事が終わる時間が遅く、旦那さんが夕飯を準備してくれたのだけれど、炊いたご飯が切れていた。
私はここ1〜2年炊飯器を使わなくなって、土鍋やル・クルーゼで炊いているので「土鍋でやったほうがご飯おいしいよ〜」と仕事しながら適当に手順を言ったら、旦那さんはやってみたものの失敗してしまったようで、コチコチな感じの2合分のご飯が出来たらしい。しばらくションモリしていたが、それらは炒飯になることで美味しくいただいている。余計なこと言わなきゃ良かったな、と反省した。炊飯器でご飯が炊ければ充分なのに。炊飯器あるんだし。
連日の炒飯とはいっても昨日と味付けが全然違うのでおいしくいただいた。ありがとう。

2.
今日の午前中は掃除の日。トイレの掃除シートが無くなっていたので薬局へ。するとなんとここにも「お一人様一点まで」の張り紙が。そしていつも使っているプライベートブランドのトイレシート(要するに安い)が一つもない。
ええ、これも買い占めるの?何なの?どういう意味なの?と、未だに早朝から並んでいる(旦那さん談)ご老人たちのことを思い浮かべ少々腹がたったが、とはいえクイックルワイパーさんのトイレシートは分厚くてめっちゃ使いやすいので、大人しく1点買ってきた。ケースも持っているのに、詰替え用も品切れのため、本体購入。オーケーオーケー。何の問題もないぜ。ミントのいい香りだったしトイレはピカピカになったから。

3.

https://www.instagram.com/melon.green.neon/

今日もお菓子の撮影をして遊んだ。健全に外出自粛いえい!今日はハイチュウを撮った。我ながら訳のわからないことばかりしているし、TwitterやInstaとの紐付けも一切していないので、知っている人が誰も見ていない状態(ここもそうだけど)で粛々と作品を撮っている。でも、そういうのが好きなんだと思う。知っている人にどう思われるかとか、そういうの疲れてしまうので。
秋葉原でDJをやっているのだけれど、まぁいろんな事言われるわけで。
「何しているの」「何のためにしているの」「何になりたいの」「何目指しているの」って、本当によく聞かれる。別に本人たちも深い意味を持って問いかけているわけじゃないのは理解っているつもりだし、だからイチイチどうこう何の感情も持たないようにしているけれど。(覚えているってことは感情は持っているのかもな。突っかからないように笑っているだけで)
なんで週末趣味で草野球している人やライブに行く人に対してはその質問しないのに、ものづくりや表現者側になると途端に「何かを目指している」と思われるんだろうな。
「好きだからやっています」「楽しいからやっています」「あなたの週末とおんなじです」「私は何者かになりたいと思ったことは一度もありません」というのが答えなのだけれど。私はね。
表現できる人や、ものづくりの人に敬意を持っている。それが私の根底で、つくれるひとが好きで、そういう人にしか惹かれないから、自分を好きになるためにも作って遊んでいる。それが遊び方で。楽しいからやっているだけ。
私はそうだからまだいいけれど、例えば何かを目指して生きている人がそう聞かれたら、私なんかの何十倍も胸に黒いものを抱えるだろうな、と思ったりもして、たまにかなしくなる。
ちがうよ。おかしいよ。つくれるひと、うみだせるひとのほうが絶対すごいのに。恥ずかしいことなんかじゃないはずなのにな。
そういうときは、バーカバーカと思ってシュークリームを食べると、おいしくてどうでもよくなる。

4.
今日は家族とオンライン飲み会をした。母も兄も元気そうで安心した。母は携帯の調子が悪いのか飽きたのか(マイペースな人なのだ)、理由はわからないが途中で落ちたので、あとは兄妹3人でダラダラと話した。実家にいるときみたいで懐かしい。
コロナの話をして、動画を見て笑って、近況を話して。我々は比較的仲の良い兄妹で、話し始めると止まらない。オンライン上ではあるけれど、皆結婚してからは家族で飲みに行くことも少なくなったので、むしろいい機会だった。
皆が健康でこの日々を越えられますように。心から願う。

5.
旦那さんの頭の刈り上げ部分が伸びていて切ってほしいとのことだったので、バリカンで刈った。私も美容院に行きたいけれど、今は行かないって決めた。後ろ髪はちょうど伸ばしていたし、前髪は自分で切ればいい。問題なのがヘアカラー。プリンの状態が嫌だけれど、高校生のときなんかは美容院に行かず自分で染めまくっていたのだから、なんとかしようと思えばなんとでもなる。今は行かない。
ずっと通っていた美容室のことが思い浮かんだ。半年前からサロンを変えた。前の美容室は今でも大好きなのだけれど、年齢に合わなくなってきたかなとか、ハイトーンカラーの得意なお店で、最近は自分にそういう需要がなくなった(見るのは今でも大好き)しなとか、結婚もしたしもう少し安くしてもいいかなとか、そういう理由で少し離れていたのだけれど。
こういう時、思い浮かぶのは、ずっとお世話になっていた美容室のあのスタイリストさんで。
次髪を誰かに切ってもらうなら、やっぱりあのお店に行こう。と思った。本当に、今は「好きなものに好きと伝える」ことが大切だと思っている。

●今日のごはん
朝:炒飯
昼:レーズンパン
夜:豚ロースの野菜炒め、人参と卵の炒めもの、茄子の味噌汁、五穀米

●今日のパンチライン

「【母ちゃんがオバケになった話】
母ちゃんが幽霊になって、夢に出てきた。久しぶりにご飯を一緒に食べて、いろんな話をした。
「今、コロナで大変なんだよ」と伝えたけれど、どこか他所事のような感じで聞いていたのは母ちゃんらしくて笑った。
しばらく昔話をしていたら、母ちゃんが僕と大喧嘩した時のことを話した。
「悠が "恵みをください" って言った時、お母さんは間違っていたのかな、と思った。おじいちゃんとおばあちゃんはしっかりしているでしょう。お金もあった。お母さんとお父さんは、ウチはそんなにお金はいらない、最低限の暮らしで良いと思っていた。だけど、子供は幸せではなかったのかな」
そう言って、母ちゃんは少し泣いた。
そんなことはないよ、幸せだったよ、そう言ったら母ちゃんは床に寝転がり始めた。昔から食事の後すぐに寝転がってダラダラする人ではあったが、それは幽霊になっても相変わらずのようだ。
母ちゃんが眠るまで、他愛もないテレビの話などを雑談していた。気がついた時には、母ちゃんはいなかった。外では土砂降りの雨が降りはじめ、窓から吹き込んでいた。」

小さい頃から仲良くしてもらっている方のお母さん。明るくて、ライブハウスで会うと、ピザとコーラめちゃくちゃ貰った思い出。きっとその夢はただの夢じゃない。
https://www.instagram.com/p/B-0WKxYjxuX/

●今日の一曲
open.spotify.com
歌詞がすごくすき。