日々を味わう。

日々の記録と、食べたごはんと、好きなお菓子と、気に入った言葉と、聴いていた音楽を記録する場所です。ときどき豆柴。柔らかな日々を。

2024年の思い出。コムデギャルソンのこと。

1.

時々コムデギャルソンから届く謎の冊子

10代の時からワクワクするような服が好きで、その時々で憧れの服というのが常にある人生を過ごしてきた。
コムデギャルソンは私にとって憧れの頂点みたいなもので、ショーの画像やルックは見ていたけれど「欲しい」という発想にまで至る機会が今までになかった。
着るというより見るもので、自分が手にして良いものだと認識していなかったと思う。似合う人が着ているのを見ると鼻の奥がツーンとうれしくなる。そういう存在。
それが何かの箍が外れてしまったように、2024年はコムデギャルソンの服が私のクローゼットに加わった。その数15着ほど(ざっと思い出しただけなのでやや適当)。

服が好きな人生において、転機の年だったと思う。憧れに袖を通してみると、今まで見ていた作品の一員になったような、新しい部族に入村したような気持ちがしてワクワクした。
ルックで見ていた時は思わず笑ってしまっていたような奇抜なデザインも、袖を通してみると不思議と身体にすぽっと馴染んでしまうことも知れた。

ことの始まりは、2023年に会社のイベントで登壇する機会をいただいたことから。
自分の気分を上げて挑むために、大切な服を買ってそれを着よう、と思った。「大切な服」で思い浮かんだのがコムデギャルソン。
コムデギャルソンにはいくつかブランドがあって、その時はじめて伺ったコムデギャルソンは新宿伊勢丹のtao(旧トリココムデギャルソン)だった。

2023年春夏のtaoはこんなかんじ。わあかわいいね。
cdg-freak.com
伊勢丹では地下のスイーツと化粧品しか買ったことが無いので、上の階に行くだけで緊張したのを覚えている。店に入れず何周かうろうろしていた時、店内にショートカットで格好いいお姉さんを見つけ、ボーイッシュで話しやすそうかも、、と思えてようやく入店し「オケージョンにも普段着にも着やすそうなセットアップってありますかね」と聞くことができた。

緊張に反して、お姉さんは拍子抜けするくらい気さくで優しく、初心者でも着やすそうなものをいくつか紹介してくれて、たくさんの試着をさせてくれた。
お姉さんは楽しそうに服のことを教えてくれて、私は好きなものに仲間入りしたみたいな鏡の前の自分を見て楽しくなって、そこで扉が開いてしまったんでしょう。
その日は着やすくもシルエットがtaoみのあるジャンパースカートとジャケットのセットアップを購入。

接客の体験も服の体験も素晴らしく、見ているだけの存在だったものへの課金ファンに。
それから2024年はセールをスタート地点として、春夏、秋冬、いろいろなコムデギャルソンを楽しんだ。ほんとね、すっごい楽しかった。購入品はまた別で記録に残しておこうと思う。

コムデギャルソン本ラインのスカート(2024AW)

デカくて、重い。

大学生の時に「服、いつまで楽しいんだろう、、」とふと悲しくなったことを強く記憶している。あの頃の私に言いたい。まだまだ服が楽しいよ!魔女みたいなお婆ちゃんになるからね。

2.
全身が筋肉痛である。昨日のピラティス体験のせいでしょう。全然辛かった記憶がないのに、、。今週末も行くので楽しみ。身体は死ぬほど固い。

正面から見た犬かわいい

●今日のご飯
朝:水戸納豆、白米
昼:牛蒡とそぼろあん、白米
夜:へぎそば、からあげ、野菜炒め


●今日の一曲

www.youtube.com
チ。めちゃくちゃ面白いよー。。


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今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」