日々を味わう。

日々の記録と、食べたごはんと、好きなお菓子と、気に入った言葉と、聴いていた音楽を記録する場所です。ときどき豆柴。柔らかな日々を。

街の空気を心地よく思う、そんな場所が自分にもできた

1.
朝からムーちゃん(豆柴)を連れて、先月まで住んでいた街へ出掛けた。

年に一度の予防接種を受けにいくついでに、お世話になった獣医さんに引っ越しの挨拶をしに行くのだ。
先生も看護師さんもやさしくしてくれるから、ムーちゃんは病院が大好き。
散歩のルートが病院だとわかると、大はしゃぎで先陣を切って走り出してしまう。
だから、私達も出来ればずっとこの先生にお世話になりたいなと思っていたので、ムーちゃんにも申し訳ない。
いつものように満足げに待機するムーちゃんと、撫でてくれる看護師さんとのやり取りを見て、胸がぎゅっとなった。
注射を終えて、爪も切ってもらって、先生に手土産を渡して、挨拶をして、ムーちゃんは元気に病院を後にした。
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たくさん大事に見てくださってありがとうございます。たくさんお世話になりました。

結婚をして、ムーちゃんと暮らし始めたのがこの街で、
私にとって一番楽しくて穏やかな時期を過ごした場所だから、気がつけばとても愛着が湧いていた。
住んだ街のことを、はじめて好きだと思えたかもしれない。
人生わかんなくなっちゃったら、この場所に来ることにしよう。そして、めちゃくちゃ美味しいバターチキンカレーを食べよう。


2.

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帰りは近所のペット同伴OKなカフェでお昼ごはんをした。
ムーちゃんはハンバーグを食べた。美味しくて顎がガクガクになっていた。
このカフェは、ワンちゃんの似顔絵ケーキを作ってくれるお店で、去年ムーちゃんの誕生日にお願いしようと思っていたのだけれど
丁度緊急事態宣言の時期と重なって、問い合わせてみたら休止中とのことで、タイミングが合わずに出来なかった。
いつかケーキを作ってもらいたい。
 
今日も食事中に店内に「ハッピーバースデー」の曲が流れて、程なくして店員さんが花火の付いたケーキを運んできた。お、誰か誕生日なんだな〜と目で追っていると、ケーキの置かれた先に、フワフワのトイプードルちゃんが居た。
2歳のお誕生日とのことで、店内は少しの笑いと、たくさんの祝福の拍手で包まれた。
いい場所だなぁ〜。

3.
いいことでも、わるいことでも、環境が変化するというのは心に負担がかかる。
今までも色々な変化の時期があったけれど、最近は毎日が楽しいから、なんだか変化が少し怖くなってきているように思う。

今より楽しくなくなってしまったらどうしよう、と先のことを考えてドキドキしたりする。でも、今よりもっと楽しくなるときにも、きっと変化は必要なのだから。
精一杯、やっていき。

4.
不毛な考えに時間を割きがちなのは、あまり心身によくないなーと思っているので、別の何かにその時間を充てなくては〜と考えている。イベントがなくてもDJの練習はするべきだし、現像していない写真も溜まっているし、最近爪もかわいくしていない。やることは色々ありそうだ。とりあえず手始めに、文章を書くようにしているのが今である。

やっぱり10年日記、買おっかな。


●今日のご飯
朝:食べなかった
昼:ジンジャーポークカレー
夜:未定(うどんかな〜)
おやつ:ミシャラクのクッキー、オレオ、トリュフ味のポテチ
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●今日の一曲
飽きた Chelmico
open.spotify.com

10年日記を買おうか迷っている話。

1.
先日、とある方とのMTG中に「10年日記」というキーワードが出た。
彼女は10年日記をつけていて、丁度去年の今頃はこんなことがあったと、姿は見えないが恐らくペラペラ日記をめくりながら、すぐに思い出を話してくれた。

10年日記という存在があることは知っていたけれど、今まで興味を持ったことがなかった。よくよく考えるとすごいな。10年後の自分が同じものを持っているってすごいことだな。10年も使ったら、紙の色は褪せたりするのだろうか。経年劣化で折り目がモロモロしたりするのだろうか。あの日からソレへの興味が止まなくて、楽天市場で10年日記と検索しては眺めている。

続けられる自信はまったくないのだけれど、「これは期間が空いてもいいもの。タイミングが来たらまた書き始めればいい」という謳い文句で誘ってくる。ページの中身を見てみると、10年間同じ日に同じページに書くような仕組みになっているらしい。書き込める量は1〜3行。こんなに簡潔にまとめられる気がしないが、それくらいなら続けられるのでは…?という気にもなってくる。うーんよく考えられた仕組みだ。

ブログは意識をして残したいものを書き記しているし、インターネットの海に流すことを想定した上で選定している。表現は書き直すことがあるし、迷って書かないこともある。

もっと無意識的な概念的なソレをオフラインで書き残してみたら、きっと数年後の自分は喜ぶんじゃないかな。そう考えると買わない理由の方が見つからない。
おすすめがあったら教えていただきたい。

2.
昨日メソメソしていたせいか、今日は旦那さんが仕事帰りに甘味と焼売を買ってきてくれた。いいやつ。一生元気でいてほしい。

3.
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柴犬の換毛期はすごいエンターテイメントなのである。


●今日のご飯
朝:食べなかった
昼:目玉焼きとソーセージ(ラブパク味)、キャベツのサラダ、小松菜の卵とじ
夜:焼売、キャベツと玉ねぎのサラダ、カレーコロッケ
おやつ:ミシャラクのフィナンシェとクッキー
michalak.jp


●今日の一曲
open.spotify.com

●今日のパンチライン
「世の中でいちばん平凡なことが、いちばん奇跡的なのだということが、子供を生んでみると、はじめてしみじみとわかりますのね。」
ーレター教室より 三島由紀夫

日々は意外と儚い

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1.
実はブログを書いていない間に家購入の手続きを済ませた。(購入とはいっても、いっちょまえの住宅ローンだ。)
前々から話はしていたのだけれど、なんやかんやとタイミングが重なって今年の3月に契約をした。
が、詳細は伏せるけれど、近年のご時世的な色々があって、入居はもしかしたら来年になるかもしれないとのこと。
購入に際して、賃貸の契約を解消して我が実家に仮住まいをさせてもらっている。旦那さんは期間限定のマスオさん。
のハズだったが、予想以上に長い期間お世話になることになりそう。
家には母ひとりしかいないし、部屋は余っているので、賃貸に住んでいた頃よりもスペースは保てている。
私としては、母の顔が毎日見れるので有難い期間でもある。
母は自由な放任系で日中は働いているし、お互い程よい距離を保ちながら、今の所大きな問題なく一ヶ月が過ぎたと思う。

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自室に貼ってあった毛皮のマリーズのポスター。壁紙はお星さま柄

社会に出てすぐ実家を出てしまったので、自分の部屋で暮らすのはとても久しぶりだ。
2人のお兄ちゃんとお母さんと私の4人で毎日騒がしく暮らしていた実家は、気付けばかなり年季が入って、色々なところがボロボロだ。
今は母以外住んでいないので、使っていない部屋はすっかり人の気配がなくなっていた。立て付けが悪くなっていた窓を開け閉めしていると、なんとも言えない気持ちになる。

父は私が4歳のときに癌で亡くなったので、基本的な記憶は家族4人だ。
でも兄2人は超シスコンでいてくれたし、私もど級のブラコンだったので、「父がいなくて寂しい」という思いをしたことがなかった。
だから家族が欠けていた自覚が全く無かったし、私は愛情をいっぱい受けてとっても幸せな子供時代を過ごせたと思っている。

でも、兄は私よりはもう少し大人だったから、父がいなくなってきっと寂しかっただろうな、と今になって思う。
妹がいるせいで、「お父さんの代わりに面倒みなきゃ」という気持ちでがんばってくれていたのだろう。

そう、それで、ガタガタの窓を開けて、少し切なくなったあと、ふと、自分の部屋の網戸に穴がたくさん空いている事に気がついたのだ。
よくよく思い返せば、いつぞやのバカな私が暇つぶしで携帯なぞを弄りながら手持ち無沙汰でブスブスと指をぶっさした形跡だった。ここから蚊が入ってしまって夜眠れなくて大変だった。昔の私へ、あんた本当何なのよ。

というわけで、網戸のメンテナンスを父の親友に依頼した。父の親友は実家を建ててくれた人だ。
何年ぶりかに会った父の親友は(昔からイケメンだな〜と思っていた)相変わらず顔がかっこよかったけれど、髪の毛は真っ白になっていたし、クチの悪い饒舌なイメージだったのだが、今日はただ優しく微笑んだ。
「元気?」という問いに私は元気ですと返し、あなたは元気かと尋ねると
「なんか最近そうでもないんだよね」と、年齢らしい身体の不調を教えてくれて
私は胸がギュッとなって心配になり、どこが気になるのか、病院には行ったのか、いつからなのか、そういうことを色々と聞いた。
うん病院は行ったよーとか、ハハハと笑いながら網戸を直してくれる父の親友の背中は、いつか見た「ヤンキーっぽいおじさん」のイメージからは遠く、小さく感じた。
父の親友は、父の親友なので、なんとなくイメージを重ねてしまうところがあって(親友がヤンキーっぽいおじさんだったのだから、当然うちの父もヤンキーっぽいおじさんだったんだと思う)
なんだか突然「ああ、お父さんが生きていたら、こんなふうに、背中がちっちゃくなっていたのかな」と思い、
諸々の作業が終わり「ありがとね〜ちゃんと元気でね〜」と元気よく手を降ってドアを閉めたあと、ボロボロと涙がこぼれてしまった。

父は、とても無念だっただろうと思う。
記憶の限り、父はむちゃくちゃへんてこなやつで、ユーモアがあって、笑顔を忘れない人だった。そうだったんだと思う。
きっとおばさんになった娘も見たかったと思うし、息子の音楽を聴きに来たと思うし、孫の顔を喜んだと思う。
私だって、白髪になった父を見てみたかったし、少し動きが鈍くなった父に優しく接してあげてみたかった。
それに、親友と身体の不調について自嘲したりしたかっただろう。
現実はそうじゃない。けれど、いない分、私達はずっと父親の影を感じて生きていくことができた。
それは、はたから見たら悲しいかもしれないけれど、私達にとってはとても心強いことで、間違いなく支えだった。

幼少期に父をなくして、人の命の当たり前じゃなさを無自覚のうちに自覚していて
その後、10代のうちに大切に思っていた友人とのお別れも何度か経験して。あっという間にプツリと糸が切れてしまうことを少しだけ理解した。

だからこそ、好きだと思える人と目を合わせて話ができることはとても嬉しいし、その人が生活をしているだけでたまらなく愛しく思える。悩みも、喜びも、全部生きてる証で尊い。それは、経験がなかったら思うことが出来なかった感情なのかもしれない。

先のことなんて誰にもわからないし、一所懸命堅実に、計画的に生きようとしたって、病気になってポロっと死ぬことって実は意外とあったりするし、ポロっと心が壊れて動けなくなってしまうことだってある。誰にだって全然あり得る話。

だからさ、やっぱりなるべくギスギスしないで、自分と、好きな命のために、一所懸命笑って、やりたいことして、生きていくしかないんよね、と思っているよ。
私の近くには、いい音楽をつくるひとがいて、しっかりビジネスする人もいて、表現に身を捧げる人もいて、子供を育てる人もいて、サラリーマンする人もいて、みんなまだまだ悩んでいて、そんな好きな人達がいて、たまに話ができて、ワハハと笑って、また自分の人生は自分で考えて歩いていって。
失敗しても、成功しても、ダメになっても、調子づいてても、愛しているよ。ほんとにそう思う。
生きることは切ないんだけれど、でも誰かが生きていることを見れるのはとても尊いこと。命を断絶されるのはとても悲しいけれど、誰だって終わりに向かっていること。将来のこととか、事あるごとに色々考えるけれど、「今の自分がどう生きたいか」という気持ちは、これからどう人生が変わっても大事にしていきたいし、隣にいる人にも大事にし続けてほしいのです。



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●今日のご飯
朝:食べなかった
昼:クリームチーズの卵焼き、キャベツのサラダ、ミートボール
夜:えのきの卵とじ、キャベツのサラダ、そら豆、カレーひとくち貰った

あれもこれもと考えているよりも、楽しいことに手を動かせるような人でありたい。

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1.
入社して半年が経った。コロナ禍で新しい仕事がスタートし、年明けから続く緊急事態宣言に、今年は数えるくらいしか出社できていない。
 
在宅勤務は昔から憧れを持っていたし、元々個人案件を家で受託していたので自宅作業に抵抗はない方だったと思うのだけれど、それでも、もし毎日出社していたら、今と比べて仕事の成長度合いはどうだったかしら。とかそういうしょーもないこともたまに頭に浮かんでしまう。
 
思えば同じ部署の人と一度も酒の場を共にしたことがない。それはやっぱり少しばかり寂しい。(オンラインを除き)
仕事の肥やしになんかならないような本当にどうしようもない雑談しか私の脳みそには入っていないから、無かったら無かったで何の差支えもなさそうなものだけれど。
 
仕事という関係には何の問題もなくても、人となりを知る人間関係については、この1年本当に途絶えてしまったように感じる。
 
それでも、去年隣の席に座っていた先輩は何でもない連絡を変わらずくれるし、
もう一つの仕事先からは、相談をもらった。
変わってしまった先にも、繋がる関係があったことを、うれしく思う。
何にもできないし、何だっていいんだけど、ただ、また会いたい人がたくさんいるよ。
 
2.
「しょーもない話しか持っていない」で思い出したのだけれど、そういうしょーもない雑談と、しょーもない笑いばかりを好んで見てきてしまったので、「アイスブレイク」というやつがとても苦手だ。
どこまでが許される「アイスブレイク」なのか検討も付かないのだ。
とんでもないことを口にしてしまうのではないか。という恐怖から逃れられない。社会は難しい。
 

●今日のご飯
朝:食べなかった
昼:炒飯、フルーツミックス
夜:そら豆のポタージュ、鰤の照り焼き

言葉ひとつ。行動ひとつで、変わること。期間限定のフリーランス。感謝続きの日々でした。

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1.
コロナの感染状況は未だ落ち着かない。「なんだか不思議な一年だよね」と挨拶ついでに付け加えてきた日々だった。
良いことも確かにあった。良くないことはあちらこちらに散らばっていて、直視がうまくできないことも多い。
たくさんの当たり前が変わった。
地震の時のように、悲しみ一色の世間にはなっていないかもしれないけれど、確実にいろんなことがじわじわと変化しているのを感じてしまう。
また行きたいねと話していたお店がなくなった。DJの出演を自粛してもう1年が経つ。会いたい人には気軽に会えない。母の体調はいつも心配だ。
 
それでも出来る仕事は沢山あることもわかった。
あれよあれよと時間が経っていき、気が付いたら12月の入社も目前。
去年の1月に長く働いていた職場を退職し、勉強のための1年間と期間を決めて初めたフリーランス
常駐のお仕事も、コーディングのお仕事も、こんな時期にも関わらず新しい経験がたくさん出来た1年間だった。
 
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毎日は当たり前に流れているように思うけれど。
自分が決めたことで。自分が言葉をひとつ発したことで。自分が行動をひとつ決めたことで。見える景色がぐんと変わることも、たまにホントにあって。笑っちゃうくらいホントにあって。
 
面白そうだから行っちゃおって決めなかったら、知り合いになれることはなかっただろう人もいたし、
パソコンが好きだから情報学部に行こうって決めなかったら、今の仕事はしていなかっただろうし、
好きな人に好きって言ってみなかったら、今のやさしい旦那さんは居なかっただろうし、
もう少しやってみよって居心地の良い会社を辞めなかったら、こんなに刺激的な人たちと共にお仕事させてもらえることもなかったし。
 
そして私の優柔不断な経験は、ブツブツに途切れているように見えて、私が生きている限り細い糸で繋がっている。どこかでまた会えるかもしれないし、ふとした時に貴方の言葉を思い出して励まされるかもしれない。誰かの日々に私もそうやって思い出してもらえることがあったらいいな、と思ったりもする。
 
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こんなことはもう一生ないかもしれないくらい、短期間に「ありがとう」と「さようなら」を言わなくちゃいけない日々だったけれど。
おかげ様で、勿体無いくらいたくさんの「ありがとう」をもらえた。過剰な感謝の言葉に囲まれて、また新しい場所に行く。

短期間だったけれど、たくさんのすてきな人たちと働けた。あっちの会社もこっちの会社もそうだった。
そんな人たちが本当に居ることを実感できてよかったし、仕事をしている人がちゃんと「格好いいな」と思うことも出来てよかった。
 
私は自分で何かを造れる人が好きで、惹かれて。自分には何があるかな、何も上手くないかな、って未だに自信は持てきれないけれど。
目の前にあることを考えて、向き合って、真剣に付き合うことはしてきた。できてきた。それは私が想い描く「格好いいこと」では全然ないのだけれど。
最近は、楽しいと思えることも少し増えてきた。惹かれる人に面白がってもらえることも少し増えてきた。
素敵な人に関われていることがひとつ。私の誇り。これからもそうでありたいから。自分が面白いなと思う人にせめて目を合わせてもらえるようにと、何かしらやり続けていくのだ。
 

12月も、楽しみ。
楽しいことをするためには、楽しくないことをしなきゃいけないのは絶対。楽しくないことともきちんと向き合えるようになるために、楽しいことをしっかり見据えて。
ゆっくりでいい。何様でなくてもいい。少しずつ見て、聴いて、感じて、造って、生きていく。
通りすがったみんなにありがとう。
またあいましょう。
 
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今週のお題「感謝したいこと」

いつかはわからなくたって「行こう」という約束をしたい。


1.
5月も半分が過ぎた。予定の無いゴールデンウイークも終わり、在宅勤務の平日も「当たり前」になってきた。
在宅勤務に関してはいいところも実はたくさんあって、このサイクルを元に戻すのは、それはそれで大変。
ムーちゃん(豆柴1歳)のお散歩も毎朝行けるようになったし、お昼ご飯を自分ペースで適当に食べられる(食べなくても良い)のがすごく心地よかったりもする。
昨日いくつかの地域が「緊急事態宣言」が解除されたようだけれど、それでも私たちの日常はもう元には戻らないんだ、という気持ちでいる。
ライブハウスに行けるのはいつだろう。クラブでDJができるのはいつだろう。
考えると悲しい気持ちになる。好きだったものが「悪」とされ、好きだったものを築いてきた人達が運営に苦しんでいる。
ECサイトでお買い物をしたり、投げ銭をしてみたり、支えになっているのかも自信が持てない小さな支援を繰り替えしている。それでも楽しませてくれようとしている好きなものたち、本当にエンターテイメントの鏡よ。ありがとう。


2.
今は細けぇことは考えずに、好きな人達と軽い気持ちで約束をしていきたい。
ディズニーランドにも行きたいし、USJには行ってみたい。マザー牧場でおいしいソフトクリームを食べたいし、高級なジェラートを食べに行きたい。パフェも食べたい。アフタヌーンティーもやってみたい。ふらっとクラブに行って少しだけお酒を飲んだりしたいし、ライブハウスで好きな人を見て胸がギューッとなって世界一かっこいいと思いながら涙を流したい。回らないお寿司屋さんにも行きたいし、焼き鳥屋で「最近どーお?」って話がしたい。慣れない海外旅行もしたい。物価が安くてチープなご飯がいっぱい食べられる所が良い。夜中に突然カラオケに行きたい。
「日常はもとに戻らない」のかもしれない、でも、今は小さな約束を頼りにもしていたい。
変わっていくものを楽しもう。マスクで会うのが当たり前になったって、ぎゅうぎゅうの場所が基本的にできなくなったって、エンターテイメントは消えないよ。好きだったものは好きでいる限り消えないよ。だから今は目を光らせて、好きなものを応援したい。






お題「#おうち時間

今は小さな約束を積み重ねて、ふふふと笑えればいい。

1.
昨日、水曜日から世間的にGWが始まった。私の仕事は暦通りかつ休みは特に申請していないので、昨日は1日のお休み。
「外出自粛要請」が出る1日前、元々約束していた最後の外食をしたのが3/27なので、本格的に巣ごもり生活を始めてからまるっと1ヶ月が過ぎた。うれしいこともたくさんわかったし、会いたい人、好きな人がいるってこともよくわかったし、思い浮かべる心配で大切な人もいるってわかった1ヶ月だった。まだまだ先は見えないけれど、そんな中を楽しんでいこうと思う。最後に外食をした小籠包の味、その後に友達と夜道を散歩したこと。ホントにホントになんでもない出来事になる筈だったけれど、もしかしたら一生忘れない思い出になるかもしれない。
alipecoism.hatenadiary.jp

水曜日の休みは、1ヶ月ぶりに犬の散歩ではない「自分の散歩」をした。散歩すらも気分的に「不要かな」と考えてしまうので、ムーちゃん(豆柴)の必要な散歩以外はなるべく外に出ないようにしていた。

けれどこの日は少し長くあるきたくなって、朝早めに起きて、往復で2時間程あてもなく散歩をした。なるべく大通りを避けて、人の居ない小道を選んで歩いていたら、代々木八幡駅に着いた。お洒落なお店が多いこの街も、多くのお店がシャッターを閉めていた。地元以外の「街」を見るのが1ヶ月ぶりだったので「非常事態なんだなぁ」と改めて目で理解した。通りがけで営業していたケーキ屋さんでクッキーだけさっと買って、家路についた。お店には1人ずつしか入店出来ないようになっていた。けれど、こんな時こそ甘いお菓子は色んな人をに安心感と幸せを与えてくれていると思う。ありがとう。ご馳走様でした。

2.
「緊急事態宣言」が始まってから、色んな人が新しいアイデアでフードロスや営業支援をしているのを見かける。すべてに目を向けることは到底できないけれど「好きなものにはお金を払おう」を心がけるようになったこの期間中、お取り寄せや通販をいくつかしたので、記録しておく。

<食べ物>

  • tomboloのパンいろいろ

tombolo.shop-pro.jp
最初に見つけたのは、お仕事でお世話になっているライターさんのツイッターで見かけた美味しそうな函館のパン屋さん。
ハード系のパンを買うことってあんまり無かったのだけれど、美味しすぎて、まんまとハマってしまった。
特に「いちじくとくるみのパン」がすごく美味しかった。また絶対に頼む。
カンパーニュの小さいものもすごく美味しかった。スープと一緒にいただいた。

  • 北海道お土産詰め合わせセット

www.rakuten.co.jp
こちらは北海道の観光向けお土産詰め合わせ。
賞味期限が近いなどの訳あり商品がフードロス解消のためにお得なパックになっているもの。
せっかくだったので、これと一緒に単品で六花亭のレーズンサンドも頼んだ。
想像以上にいっぱい入っていてお得感がとても楽しかったし、どれも美味しかった。
しろくまドルチェ」というお菓子がたくさん入っていたのだけれど、控えめに言って最高に美味しいので、いくらあっても嬉しい。

  • うまいもんドットコム 食べて応援!学校給食キャンペーン にぼし

ad.umai-mon.com
学校給食のフードロスをふせぐ取り組みで送料無料でやってくれている。今にぼしにとってもハマっていて、大袋のにぼしを買おうと思っていたところ、たまたま見つけた学校給食のにぼし。安くてたくさん入っていてすごくうれしい。こちらはまだ届いていないので、これから楽しみ。

  • イクミママのどうぶつドーナツ

ikumimama.com




大好きなドーナツ屋さん。支援とかそういうことではなく、好きで食べたいけれど行けない状況なのではじめて通販で購入した。かわいくて美味しくて、元気が出る。ずっしり系のドーナツ。チョコレートコーティングだけれど、素材のドーナツはシンプルなのもすごく好き。冷凍なので日持ちするのも嬉しい。一日一個までと決めて、朝ごはんやおやつに食べるのが楽しみ。落ち着いたら、また買いに行きたい。

<服>

chelsea-tokyo.shop-pro.jp
chelsea-tokyo.shop-pro.jp
STOFがこんなnoteをだしていて「そうだ。好きな服を好きな服屋で買わなければ」と思い、2020AWの予約をするはずだったのだが、色々見ていたら普通にSSの服が欲しくなってしまったので、予約ではなく購入だが、好きな服屋のネット通販を利用した。
note.com
水曜日はこれを来て散歩に出かけた。もうめちゃくちゃかわいくて、最高の気分。しばらく部屋に飾っておく。大切な文化。

<音楽>

  • Music Unity 2020 #MU2020 AURO Chocolate Music Unity 2020 スペシャルセット

club-mogra.jp
shopping.aurochocolate.jp
お世話になっているクラブハウス「秋葉原MOGRA」の主催である[日本全国のクラブ、ライブハウスなどのミュージックヴェニュー協力のもと配信されるノンストップ形式のライブストリーミングフェス]MU2020の、チャリティーチョコレート。すっげー!すっげー!!!と大喜びで購入した。チョコレートはめちゃくちゃ美味しかったし、イベントは最高だった。こんな状況の中輝いているエンターテイメントを見れて、心から嬉しい。またMOGRAとコラボするお取り寄せはガンガン買っていきたい。たくさん届いたチョコはもう食べちゃった!

  • lynch. OVERCOME THE VIRUS CD+パスケース+巾着トート

okmusic.jp
shadows.lynch.jp
lynch.もすごい取り組みをやっている。クラブハウス同様、私もライブハウスを守りたい。lynch.の取り組みは本当に格好いいと思って、全力で支援したい。こちらは楽しみにしているためまだ試聴音源を聴いていない。CDで始めて聴くのだ。lynch.はずっと近くにいたバンド(同じ界隈のバンドをかれこれ18年程好きなので)だが、去年くらいに急に好きになって、急にライブに行って、急にもっと好きになった。多分きっかけはサブスクだったと思う。こんなに魂も格好いいなんて、益々惚れてしまう。うれしい。一方で、めちゃくちゃゲームやってSTAY HOMEしているのも可愛らしくて最高。

  • lynch. ファンクラブ「SHADOWS」

shadows.lynch.jp
チャリティCDは一番いいやつを購入したが、漢気がありすぎる意向により、利益は100%寄付ということで、CDを買ってもlynch.には一銭も入らないのか…。企画をして、立ち上がって、曲を作って、呼びかけてくれたのは彼らなのに。彼らに感謝の気持ちを伝えるにはどうしたら良いのか…と悩んだ結果、人生でそうそうない「バンドのファンクラブに入会する」ことにした。少しでも彼らにお礼の気持ちを示したかった。せっかく入会したので、ファンコンテンツを存分に楽しもうと思う。



●今日のご飯
朝:鯛茶漬け
昼:キムチサラダ、納豆
夜:トマトのキーマカレー(ご飯の代わりに豆腐)、お味噌汁、キムチサラダ


お題「#おうち時間